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天使と悪魔

今日は本の話題です。
私はベストセラーというものに本当にうとい人間なのですが、先月体調を崩した際に、元・同僚が本を送ってくれました。
それがダン・ブラウンの「天使と悪魔」です。

これはですねぇ、前から話題になっている「ダ・ヴィンチ・コード」の映画化が決まって、私がその前に原作読みたいなァ~と言ってたんですよ。
そしたら、「ダ・ヴィンチの前に前作から読んでおいた方がいいよ」と同僚が貸してくれたわけです。

さっそく読み始めたのはいいんですがしょっぱなからつまずきました・・・・・・・・




世界最大の科学研究所であるスイスのセルンが反物質粒子の生成に先ごろ初めて成功した。反物質は、通常とは逆の電荷を帯びた粒子からなるという点を除けば、正物質となんら変わらない。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。









わかります?
え?私だけ?
わかんないのって私だけなの?
そうなの?
正物質?反物質?
なんじゃ、こりゃ?ですよ。


てっきりサスペンスだと思って読み始めたらいきなり物理ですよ。
物理って単語を知ってるだけで説明できんからね。物理。
私の人生にないから物理。

ちょっと挫折しかけました。
物語は、スイスのセルンという科学研究所で一人の科学者が殺されたところから始まってですねぇ、そこの所長がアメリカ人の大学教授にヘルプ!って電話をしてくるわけです。
なんで、殺人事件で警察じゃなく、大学教授に?ってとこがミソなんですが、この教授が宗教の象徴学専門の教授でして、死体には不思議な象徴が残されていたわけで、それを解明するために呼ばれたんですね。
その象徴ってのが、ガリレオら科学者たちが結成したという伝説の秘密結社「イルミナティ」を象徴している紋章だったわけです。
そんな秘密結社なんて伝説にすぎねーありえねーって言い続けた大学教授でしたがいろんな暗号を解いていくたびに、どうやら科学とは真逆の位置にある宗教の本山、ヴァチカンにたどりついて・・・・
ってこんなカンジかな。
いい加減な解説ですみません。

いきなり物理の洗礼を受けた上にですよ。
今度は宗教でございます。
ここも私の苦手分野・・・・・

そして、あげくに美術。
それも宗教美術。
苦手、苦手のオンパレード!

唯一の得意分野が殺人で。



しかし骨子がそれとわかってからは、楽に読めました。
伝家の宝刀「わからぬ処は抜かし読み」戦法を繰り出して。


しっかし、ものすご~く!面白かったですよ。
マジで!面白い!
物理も宗教も美術もサスペンスを彩るお化粧にすぎないわけです。
でも、やっぱわかって読むにこしたことはない・・・。
ま、物理ははなっからこれ以上突き進める気持ちがないのでやっぱ宗教と美術だけはなんとかしなきゃな、と思い、レッツ!キリスト教!みたいな本、しかも図解で子供用を買ってまいりました。
まだ読んでないけど・・・・
お楽しみにとっといてんの。

「宗教」や「美術」ってのは、外国映画をみていく限り、どうしてもはずせないものではあるんですよね。
とくにキリスト教ってやつは。

だいたい、血がワインの人なんてイエスか川島なお美くらいしか知らないってほどの知識の乏しさ。
そりゃ、スコセッシの「最後の誘惑」みてもサッパリわかんねー。
ま、間違ってもこの本はキリスト教マンセー!って本ではなくむしろ、その歴史に隠された謎に迫る、ってカンジで、なおかつやっぱ何事もイッチャってる人はヤバいッスーってことかな。
そのイッチャってる加減も、舞台がヴァチカンだから全てがものものしくって面白い。

そういえば、ちょっと前(いつだっけ)法王が亡くなったときって「コクラーベ」っていう儀式で次の法王決めるって言ってたな。
「根くらべ」に語感が似てるってんで大笑いしてた自分を恥ずかしくは思わないぜ!
だって小市民だから。


主人公ってのが、さっき出てきたアメリカの大学教授、ロバート・ラングドンって人です。
このラングドンが「ダ・ヴィンチ・コード」でも主役。
そんでもって、映画ではトム・ハンクス。



おい!全然違うぜ!ハリウッドよ!
おそらく、作者は若い頃のハリソン・フォードを想定して書いたんじゃないかな~。
「ダ・ヴィンチ・コード」にも「ハリス・ツイードのハリソン・フォード」って記述があるくらいだからなぁ。
それならわかる。
あれでしょ?知性がほのかに香って、なおかつアクションも!って人でしょ?
トムだとな・・・・。
いい人感はあっても、知性やアクションって匂いがないんだものなぁ~。
本家のハリソンは年だしのぉ・・・。

誰かいないんですかね?
わたし的には、あの人なんかいいと思いますけどね。
エドワード・バーンズ。
客が入らないってことですか。
そうですか。

ま、この「天使と悪魔」が死ぬほど面白かったので、「ダ・ヴィンチ・コード」もイッキに読みました。
「天使と悪魔」が宗教vs科学だったのに対して、今度は宗教vs宗教!
そして美術!美術!美術!
これ、やっぱ美術知らないとよくわかりません・・・

私が手に入れたのはビジュアル愛蔵版。
「ダ・ヴィンチ・コード」に出てくる全ての美術が写真で網羅された素晴らしい本。
ひゃっほう!
いいこと考えるよなぁ出版社。
これで初心者もバッチシ。

ただし、死ぬほど厚い本なので、通勤で読むのにむいてません。
私は腱鞘炎になりかけました・・・
(うそ)

それでも、続きを読みたい!
ガマンできない!
ってのが、一連のラングドン・シリーズです。

余談ですが先日テレビで「トゥームレイダー」やってたんです。
劇場でみたことあったので、つけておいた程度なんですが急に画面から「イルミナティ」って単語がでてきてビックリ。
なんか、アンジェリーナ演じる主人公のお父さんがイルミナティの一員だった、みたいな設定でした。
どうりで聞いたことのある単語だと思った・・・
世間的には有名なんでしょうか?
私のいつもの常識知らず?

最近、何か面白い本ないのぉ~?と嘆いているあなた。
世間よりもだいぶ遅いお勧めですが、ぜひ読んでみてください。

私は、まずキリスト教の本を読んでから、再度「天使と悪魔」に挑戦してみたいと思います。

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